2008年9月16日、「中國新聞網(wǎng)」は北米大陸の中國系住民向け新聞「世界日?qǐng)?bào)」の最近の記事を取りあげ、米國に住む中國人留學(xué)生の中で精神疾患にかかる學(xué)生が近年増えていると伝えた。

【その他の寫真】

ロサンゼルスにある中國総領(lǐng)事館の話では、カリフォルニア州、ネバダ州、アリゾナ州、ハワイ州に在住の中國人留學(xué)生が今年1萬人を超えた。同総領(lǐng)事館教育擔(dān)當(dāng)官は最近の中國人留學(xué)生の特徴として、高校入學(xué)と同時(shí)に留學(xué)する學(xué)生が年々増加するなどの低年齢化が進(jìn)んでいることをあげている。

言葉の通じない異國の地で生活する彼らは、學(xué)業(yè)や交友関係においても自分1人で判斷し行動(dòng)していかねばならない。中國本土の1人っ子政策で甘やかされて育った若者にはこれらが大きなプレッシャーになるという。精神的に追い詰められた者の中には、うつ病やストレス障害などの精神疾患になり米國の専門病院での治療や帰國を命ぜられる者も。同教育擔(dān)當(dāng)官は毎年數(shù)人の中國人留學(xué)生を「精神的に問題あり」として本國へ送り帰していることを明らかにした。

「米國留學(xué)＝出世への近道」と考える親の夢と期待が子供を押しつぶすケースも多く見られ、數(shù)年前には大學(xué)で卒業(yè)式の前日に中國人男子留學(xué)生が自殺する事件が起きた。彼の卒業(yè)式に出席するため中國から駆けつけた両親は、息子が自殺して初めて彼が卒業(yè)試験に合格していない事実を知ったのだった。（翻訳?編集/本郷）