2008年9月17日、17日付京華時(shí)報(bào)によると、中國人民銀行（中央銀行）は16日、短期金融市場(chǎng)から1850億元を即日で吸収する公開市場(chǎng)操作（オペ）を通知した。1回の吸収額としては08年5月以降で最大規(guī)模。15日には貸出基準(zhǔn)金利と預(yù)金準(zhǔn)備率を引き下げると発表したばかりだが、大量の資金吸収を行ったことでアナリストの間では「人民銀は年內(nèi)、金融引き締めの手綱をさほど緩めないのではないか」との聲が出始めた。

1850億元のうち、1450億元は1年物手形の発行で吸収した。人民銀は3年物、1年物、6カ月物、3カ月物の4種の手形発行で売りオペを行っており、期限が長いほど市場(chǎng)からの吸い上げ期間が長いことになる。1年物手形の発行額が1000億元を超えるのは08年以降でもまれという。

中央財(cái)経大學(xué)?中國銀行業(yè)研究センターの郭田勇主任は人民銀の預(yù)金準(zhǔn)備率引き下げを中小金融機(jī)関のみに限定したことについて、「大手行の流動(dòng)性が充足する一方で、中小銀の流動(dòng)性が不足するといった銀行システムの流動(dòng)性不均衡を是正するためのものだ」と説明?！溉嗣胥yは流動(dòng)性緩和と引き締めの均衡點(diǎn)を探る難しいかじ取りを迫られることになる」と指摘した。（翻訳?編集/HI）