2008年9月18日、18日付広州日?qǐng)?bào)は、「米モルガン?スタンレーが上海に保有する不動(dòng)産の一部売卻を検討中」と伝えた。モルガン?スタンレーは03年に上海不動(dòng)産への投資に著手。同市の不動(dòng)産価格に天井感が出てきたことを根拠に、「今が売りどき」と判斷したようだ。

中國(guó)國(guó)家発展改革委員會(huì)が16日発表した8月の全國(guó)70都市の不動(dòng)産販売価格は前月比0．1％下落。上海は前月比0．2％下落した。

モルガン?スタンレーはこのほど発表したリポートで、「中國(guó)の不動(dòng)産市場(chǎng)は崩壊の可能性が存在する」と報(bào)告。不動(dòng)産市況の悪化が続けば、國(guó)內(nèi)の開発業(yè)者は銀行借り受けの返済が滯り、銀行にまで影響が拡大するとしている。

売卻物件は、モルガン?スタンレーの上海で初の大型投資となった「新天地大廈」や、浦東新區(qū)のマンション「茂行世紀(jì)公園」などが有力視されている。また、上海で最も高いビル「上海環(huán)球金融中心（上海ワールド?ファイナンシャル?センター）」についても、出資比率を現(xiàn)在の9％にとどめ、追加投資しない方針を決めたという。（翻訳?編集/HI）