2008年9月19日、臺(tái)灣の馬英九（マー?インジウ）総統(tǒng)は臺(tái)北市で日本メディアとの會(huì)見を行い、「尖閣諸島の領(lǐng)有権問題を一時(shí)棚上げにし、漁業(yè)権や資源共同開発についての協(xié)議を進(jìn)めるべき」との考えを示した。20日、環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

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馬総統(tǒng)は「政治的要因から正式な外交関係はないものの、日臺(tái)は特別なパートナー関係だ」と語(yǔ)り、結(jié)びつきの強(qiáng)さを強(qiáng)調(diào)した。6月に尖閣諸島周辺で海上保安庁巡視船と衝突した臺(tái)灣漁船の沈沒事故が起きたが、臺(tái)灣は対日交渉窓口である臺(tái)北駐日経済文化代表処代表の辭任、軍艦の派遣示唆など強(qiáng)硬な姿勢(shì)を見せ、日臺(tái)関係はぎくしゃくした狀態(tài)が続いていた。

一方で馬総統(tǒng)は、繰り返し「日本重視」のメッセージを発しており、関係改善を目指す意図をアピールしている。19日の會(huì)見でも尖閣諸島の領(lǐng)有権問題を棚上げにし、漁業(yè)権及び共同開発の協(xié)議、投資保護(hù)協(xié)定やワーキングホリデー制度の実施を求める姿勢(shì)を示した。主権問題を棚上げにしつつ経済協(xié)力の進(jìn)展を目指す外交姿勢(shì)は大陸との交渉でも同様の馬英九スタイル。しかし世界経済の停滯もあり景気回復(fù)の実効性が挙げられない中、市民が外交方針への不満を募らせる可能性があるとも見られている。（翻訳?編集/KT）