2008年9月19日、第9回中華醫(yī)學會の會合が西安で行われ、全國2000人あまりの呼吸器科醫(yī)師が署名した「中華醫(yī)學會呼吸器病學分會禁煙提案書」が提出された。中國新聞社（電子版）が伝えた。

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中華醫(yī)學會の鍾南山（ジョン?ナンシャン）會長によると、中國ではニコチン依存癥に対する正確な認識が浸透しておらず、醫(yī)療スタッフですらタバコの害に対する認識が低いという。全國流行病學調査によると、中國の喫煙人口は3億5000萬人。タバコに関連する疾病で亡くなる人は100萬人を超える。さらに醫(yī)療スタッフの喫煙率は35．8％で、うち男性スタッフの喫煙率は50％を超えるという。なお、禁煙に成功した人の7割近くは醫(yī)師の勧めによるものだったという。

専門家のデータによると、30歳までに禁煙すれば、肺ガンのリスクは90％減少し、禁煙して5年後には、口腔ガンと食道ガンのリスクが50％に減少することがわかっている。禁煙すると心臓病のリスクも下がり、肺機能もやや上昇する。英國の醫(yī)師が50年前に追跡調査した結果、喫煙者は非喫煙者よりも平均で10年早く死亡し、60、50、40、30歳の禁煙ではそれぞれ3、6、9、10年壽命が延びたことがわかっている。

中華醫(yī)學會呼吸器病分會の劉又寧（リウ?ヨウニン）主任は、この學會で禁煙科學室を設立し、全國に禁煙醫(yī)院の建設を推し進め、ニコチン依存に苦しむ患者の手助けになりたいと述べた。（翻訳?編集/中原）