2017年12月26日、中國(guó)のポータルサイト?東方網(wǎng)に、中國(guó)では小排気量車(chē)が少ない理由について分析する記事が掲載された。

記事は、日本や歐州では小排気量車(chē)が多いと紹介。例えば、日本自動(dòng)車(chē)協(xié)會(huì)によると2015年のデータでは世帯當(dāng)たりの軽自動(dòng)車(chē)保有率が54％に達(dá)し、佐賀県や鳥(niǎo)取県、長(zhǎng)野県などの一部地域では90％を超えた。

なぜ日本や歐州では小排気量車(chē)が人気なのか。記事は、ダイハツのコペンを例にとり、660ccのターボエンジンで最大68馬力、時(shí)速100キロになるのにわずか11．7秒しかかからず、小排気量でも性能が高いためだと分析した。

また、フォルクスワーゲンのXL1は、「1リットルで100キロ走る車(chē)」として800ccのディーゼルターボエンジンを搭載、最高時(shí)速は160キロに達(dá)するとその性能の高さを紹介した。

また、これらの小排気量車(chē)は車(chē)両価格が安いだけでなく、稅金や保険などで優(yōu)遇されていることも、広く普及している要因だと記事は分析。例えば日本の軽自動(dòng)車(chē)は、80萬(wàn)円から150萬(wàn)円ほどの価格帯で、「大學(xué)新卒者でも半年分の給料で買(mǎi)える」とその安さを強(qiáng)調(diào)した。

では、なぜ中國(guó)では小排気量車(chē)が少ないのか。記事は、「主な原因は価格にある」と分析。小排気量車(chē)を輸入すると、その価格は乗用車(chē)と同じレベルになってしまうからだという。

また、中國(guó)國(guó)內(nèi)の自動(dòng)車(chē)市場(chǎng)のニーズからすると、小排気量車(chē)に優(yōu)位性はないと記事は指摘。SUV車(chē)のシェアが伸び、コンパクトカーのシェアが小さくなっている中で、小排気量車(chē)を投入したいと考える國(guó)産メーカーはいないのだと論じた。（翻訳?編集/山中）