AIIBが発足2周年、対中投資が最近になってやっと実施された理由は?―中國メディア

人民網(wǎng)日本語版    2017年12月27日(水) 7時40分

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12月25日、アジアインフラ投資銀行(AIIB)は発足2周年を迎えた。ここ2年、AIIBはどのような成果を上げてきたのだろう?

12月25日、アジアインフラ投資銀行(AIIB)は発足2周年を迎えた。ここ2年、AIIBはどのような成果を上げてきたのだろう?その発展と投資の狀況はどうなっているのだろう?約2年たって初めて中國のプロジェクトに投資が実施されたのはなぜなのだろう?中國新聞網(wǎng)が伝えた。

■発展の現(xiàn)狀は?

AIIBは2015年12月25日に発足し、16年1月16日に正式に開業(yè)した。創(chuàng)設時の資本金は1000億ドル。創(chuàng)設メンバーは57カ國で、その後メンバーは増加を続けている。今年3月、5月、7月、12月に、メンバーは27カ國増え、構(gòu)成國は84カ國?地域まで増えた。地域內(nèi)のメンバーもあれば、地域外のメンバーもある。

直近でメンバーが増加したのは今月19日で、クック諸島とバヌアツ、ベラルーシ、エクアドルの計4カ國の加盟が承認された。

■投資狀況は?

メンバーが増加しているほか、投資も安定して展開されている。AIIBの関連の責任者によると、正式に開業(yè)して以降、AIIBは12カ國のメンバーのインフラ建設24プロジェクトに投資を?qū)g施した。その融資総額は42億ドル。200億ドル以上の公共、私営機関の資金が動くよう牽引した。

今年6?7月、AIIBは格付け機関の「ビッグ3」と稱されるムーディーズ、S&Pレーティング、フィッチ?レーティングスから最上位の格付け「AAA」を相次いで取得した。10月にはバーゼル銀行監(jiān)督委員會(BCBS)から「ゼロ%リスク?ウェイト」の承認を得た。

■具體的にはどのようなプロジェクトに融資?

AIIBの関連の責任者によると、現(xiàn)時點で投資された24プロジェクトは、エネルギー、交通、都市インフラなどの分野だ。

AIIBの公式サイトによると、24プロジェクトは、フィリピン、インド、パキスタン、ミャンマー、インドネシアなどのプロジェクトで、スラム街の改造、洪水対策、天然ガスインフラ、高速道路/農(nóng)村の道路、インターネット、電力システム、地下鉄建設などがその內(nèi)容だ。

AIIBは、持続可能なインフラ、民間部門の資本參加推進、越境コネクティビティを今後重點的に投資を展開する分野に指定している。

■約2年たって初めて中國のプロジェクトに投資が実施されたのはなぜ?

AIIBは12月11日、初の対中投資として、北京市の大気の質(zhì)改善と天然ガス導管網(wǎng)建設事業(yè)に2億5000萬ドルを融資することが認可されたと発表した。

発足から約2年たって初めて、AIIBが対中投資したのはなぜなのだろう?AIIBの関連の責任者によると、中國主導で発足した國際開発金融機関であるAIIBは、ほかの中?低所得の発展途上國のインフラ発展に的を絞って融資している。そして、中國政府はAIIB発足初期にAIIBから多くの融資は受けないことにしている。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KN)

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