2008年9月21日、中國新聞網(wǎng)によると、臺(tái)風(fēng)や洪水、干ばつ、地震など自然災(zāi)害の発生件數(shù)と被災(zāi)者が世界的に増加している。2006年の自然災(zāi)害による死者は全世界で2萬7000人に上るが、大半がアジアに集中している。

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神戸にあるアジア防災(zāi)センターの報(bào)告によれば、アジアに集中している原因は、溫暖化や森林伐採、砂漠化、無秩序な都市化など、複數(shù)の要因が重なった場(chǎng)合、他の地域よりも災(zāi)害に対して脆弱だからとという。また報(bào)告では、地域の持続的発展のためには、防災(zāi)の視點(diǎn)を重視し、災(zāi)害対策を強(qiáng)化すべきだと指摘されており、周辺國への防災(zāi)援助も重要だとしているという。

自然災(zāi)害は年々増え続けており、1975年には100件以下だったのが、2006年には457件、被災(zāi)者は1億3500萬人、死者は2萬7000人にまで増加。06年に自然災(zāi)害の被害を受けた人のうち、暴風(fēng)雨による被害（50％）が最も多く、洪水（24％）、旱ばつ（23％）、地震（3％）と続いた。自然災(zāi)害の40％がアジアで発生したが、被災(zāi)者は89％、死者は59％もの割合を占める。06年、アジアで自然災(zāi)害の被災(zāi)者がもっとも多かったのは中國。また、フィリピンでは臺(tái)風(fēng)被害で700萬人が被災(zāi)、インドとタイでは洪水により100萬人が被災(zāi)した。

日本でも洪水と臺(tái)風(fēng)により2萬6000人が被災(zāi)、161人が死亡した。報(bào)告によれば、日本は地理的な條件から自然災(zāi)害が多數(shù)発生するものの、防災(zāi)システム、災(zāi)害対策が整っているため、他の國と比べて被害が抑えられているという。（翻訳?編集/岡田）