2008年9月22日、有害物質(zhì)メラミンが混入した粉ミルクや乳製品が続々発覚している中國(guó)だが、その被害は國(guó)內(nèi)にとどまらず韓國(guó)、日本、シンガポールなどの周辺國(guó)家にも波及。香港紙「文匯報(bào)」が各國(guó)の対応を伝えた。

【その他の寫真】

韓國(guó)では一部スーパーマーケットやデパートで中國(guó)産のチョコレートやクッキーの販売を停止。テレビショッピングでも中國(guó)産の外資系有名ブランドのチョコレートやクッキーの販売を22日から取りやめた。ネットショッピングでは韓國(guó)政府の検査結(jié)果を待って対応を決めるとしている。

日本では丸大食品がメラミン混入の疑いのある牛乳が使用されたとして中國(guó)製造の5商品を自主回収した。だがこれらの商品は一般向けの32萬袋以外に業(yè)務(wù)用に3萬5000袋（35萬個(gè)分）以上販売しており、そのほとんどが給食會(huì)社を通じて病院や介護(hù)施設(shè)などで提供されていた。

シンガポールでは「子母」ブランドのイチゴミルクにメラミンが検出されたため、同社は中國(guó)製造の牛乳を原材料に使った商品をすべて回収。中國(guó)系住民の多いカナダでは、メラミン混入企業(yè)として中國(guó)政府が発表した「伊利」や「蒙?！工稳檠u品を食品売り場(chǎng)からすべて撤去するスーパーが続出している。マレーシアやブルネイ、ミャンマーやアフリカ諸國(guó)でも中國(guó)製乳製品をすでに輸入禁止としている。

中國(guó)政府は22日、全世界に広がりを見せる「メイド?イン?チャイナ」への不信を取り除くため、海外に輸出する中國(guó)製品の品質(zhì)検査の徹底を通達(dá)した。（翻訳?編集/本郷）