2008年9月23日、23日付中國(guó)証券報(bào)によると、稅関総署は22日、米金融不安と人民元の対米ドル相場(chǎng)の上昇が、08年以降の対米輸出の減速と輸入拡大を招いたと報(bào)告した。その上で、サブプライムローンに端を発した世界的な金融不安の拡大を警戒し、その連鎖的な影響を十分注視する必要があると警告した。

中國(guó)の08年1?7月貿(mào)易で米國(guó)は第2の貿(mào)易相手國(guó)を維持したものの、貿(mào)易額全體に占める割合は前年同期の16．2％から12．8％へと縮小した。うち輸出は前年同期比9．9％増の1403億9000萬(wàn)米ドルで、伸び率は前年同期と比べて8．1ポイント低下し、02年以降で初の一ケタにとどまった。一方で輸入は23．8％増の487億2000萬(wàn)米ドルと、伸び率は7．9ポイント上昇した。

稅関総署によると、金融不安を背景に米國(guó)の個(gè)人消費(fèi)が落ち込んでいることがこの期の米國(guó)向け輸出の縮小をもたらした上に、米國(guó)の外需拡大による景気刺激策が米國(guó)からの輸入を加速させた。また、米ドル安を背景とした人民元の対米ドル相場(chǎng)の上昇も中國(guó)製品の価格競(jìng)爭(zhēng)力減退につながっている。人民元の対米ドル相場(chǎng)は7月31日現(xiàn)在、05年7月の切り上げから18％超上昇した。（翻訳?編集/HI）