Record China 2018年6月13日(水) 18時(shí)30分
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中國共産黨の吉林省委員會(huì)でカルト取り締まりなどを擔(dān)當(dāng)する幹部職員が8日、上司を殺害した。刃物を用いて事務(wù)所內(nèi)で數(shù)十回にわたり刺したという。
吉林省長春市の警察當(dāng)局は11日夜、共産黨の省組織でカルト取り締まりなどを擔(dān)當(dāng)する部署の幹部職員が8日、上司を殺害したと発表した。降格されたことに対する恨みが動(dòng)機(jī)で、刃物で數(shù)十回にわたり刺したという。
発表によると、犯行に及んだのは共産黨吉林省委員會(huì)內(nèi)でカルトの取り締まりを行う部署の1974年生まれの主任科員の男性。一方、殺害されたのは同部署トップの孫恒山主任で、61年生まれの男性。
事件を知った警察は吉林省長春市寛城區(qū)を中心に捜査を展開し、容疑者が市外に逃走できないようにした。容疑者は午後4時(shí)6分に寛城區(qū)內(nèi)の警察署に出頭した。午後4時(shí)半になり被害者が搬送された病院から警察に、治療をしたが死亡したとの連絡(luò)があったという。
これまでの報(bào)道によると、犯行があったのは午後2時(shí)ごろで、孫主任は事務(wù)室に入ったところを襲われた。孫主任の體には刃物に刺された傷が數(shù)十カ所あったという。警察が捜査に力を入れたとする寛城區(qū)は共産黨吉林省委員會(huì)の所在地で、犯行場所は勤務(wù)場所だったとする情報(bào)と整合性がある。
発表によると、容疑者の男は警察に対して2014年に降格されたことを恨みに思い、孫主任を刺したと供述しているという。
なお、「カルト」や「カルト集団」に対応する中國語は「邪教」「邪教集団」。日本で使われる「カルト」の語には反社會(huì)的な異常な信仰集団のイメージが強(qiáng)いが、中國では當(dāng)局により信仰が認(rèn)められる伝統(tǒng)宗教以外は、すべて「邪教」として扱われる。そのため、仮に社會(huì)全體と調(diào)和が可能である穏健な信仰だったとしても、新興宗教はすべて「邪教」として取り締まりの対象になる。(翻訳?編集/如月隼人)
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