ネズミ捕獲訓(xùn)練に勵(lì)む「箱入り」ギツネたち―新疆グルバンテュンギュト砂漠

2006年9月2日、新疆（しんきょう）のグルバンテュンギュト（古爾班通古特）砂漠のはじにある、福海（フハイ）県冬牧場(chǎng)のキツネ養(yǎng)殖場(chǎng)では、銀や黒、茶色などのさまざまな毛並みのキツネたちが、ネズミを捕まえる練習(xí)をしている?，F(xiàn)在新疆ではこうしたキツネの訓(xùn)練が盛んに行われ、草原のネズミの害を減らすのに役立っているという。これら13匹のキツネの活躍により、1ムー（667平方メートル）あたりのネズミの巣は、ついに1個(gè)程度にまで減少した。野生のキツネは草原のネズミ類(lèi)の天敵で、1匹のキツネは1334haのネズミを退治することができるという。しかし新疆草原の野ギツネはもともと少なかった上、亂獲でますます數(shù)が減少した。本來(lái)新疆キツネ養(yǎng)殖場(chǎng)は、キツネを繁殖させて毛皮をとるだけだったが、よりよい自然環(huán)境を?qū)g現(xiàn)するために、一部のキツネに狩りを教え、草原に放してネズミを捕まえさせることにした。このようにキツネやタカなどの動(dòng)物利用によってネズミが激減し、猛毒の殺鼠剤をばらまいたりして草原を汚染することなくすんだ。グルバンテュンギュト砂漠は、新疆北部のジュンガル盆地に位置する。南西にボロホロ山脈、南東にボグダ山脈が連なり、北部をウルングル河が流れている。 その面積は4萬(wàn)8800平方キロメートルで、中國(guó)で2番目に大きい砂漠とされる。天然ガスと鉱物資源を豊富に埋蔵し、水源も數(shù)多くある。

【その他の寫(xiě)真】