2017年12月26日、鳳凰科技は、米ビジネスインサイダーの記事を引用し、日本でいたるところに自動販売機(jī)がある狀況を中國で実現(xiàn)可能かどうか検証する記事を掲載した。以下はその概要。

日本における自動販売機(jī)の普及ぶりは驚くばかりだ。中國での導(dǎo)入は始まったばかりで、あまり受け入れられていない。その理由を日中の経済、社會狀況を比較して考えてみよう。

まず日本の人件費(fèi)は中國に比べて高い。出生率は低下し、高齢化が進(jìn)んでいる。日本の都市部の人口密度、地価はいずれも高い。日本の人口の9割以上は都市部に住んでおり、地価は上昇を続けている。バブルは崩壊したが、不動産価格は上がっている。店舗の家賃も高いため、小売店でジュースなどを売るより、自動販売機(jī)を置いた方が安く上がる。

また、日本は治安がいい。中國では無人販売、無人店舗には「泥棒に狙われる」との議論がつきものだが、日本は強(qiáng)盜、竊盜などの犯罪率が世界で最も低い國の一つだ。自動販売機(jī)には監(jiān)視カメラが設(shè)置されている。中に數(shù)萬円の現(xiàn)金が入った自動販売機(jī)が、無防備に道端に設(shè)置されているのは、盜まれたり壊される危険性がないからだ。

さらに、日本がまた「現(xiàn)金社會」であることも普及の理由の一つだろう。スマートフォンのアプリによる支払いなど、電子マネーが急拡大した中國と異なり、日本では現(xiàn)金を持ち歩き、お釣りの小銭がたまる場面も多い。加えてロボットなど「自動化」が好きな國民性も、自動販売機(jī)普及の背景にあるのだろう。（翻訳?編集/大宮）