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29日、有人宇宙船「神舟7號」で米ロに続き船外活動を成功させ、その高い技術力を世界中に誇示しながら、一方で汚染粉ミルクなど深刻な安全問題を抱える「中國の2面性」について香港紙が報じた。寫真は北京市內を凱旋する「神舟7號」の宇宙飛行士。
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2008年9月29日、香港紙「太陽報」は、有人宇宙船「神舟7號」で米ロに続き船外活動を成功させ、その高い技術力を世界中に誇示しながら、一方で汚染粉ミルクや違法鉱山といった深刻な安全問題を抱える「中國の2面性」について報じた。
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記事は、現(xiàn)在の中國を「まるで天使と悪魔が共存しているような狀態(tài)」と述べた。それによると、中國では、北京五輪の成功の陰で違法鉱山による死者が後を絶たず、宇宙遊泳の成功の影で汚染粉ミルクを飲んだ赤ちゃんが健康被害に遭っている。普通に考えれば、粉ミルクの安全検査は宇宙飛行船より簡単なはずだが、どうしてこのような問題が起きるのだろうか?
記事によると、國際社會の注目度が高い國家の一大事には、國の上層部が自ら指揮を執(zhí)り、わずかな失敗も出さぬよう細心の注意が払われるが、粉ミルクや違法鉱山といった國內問題は、地方の役人に任せきりであるのが現(xiàn)狀だ。これが、真面目に職責を果たさない役人を生む原因と指摘する。
記事は最後に、「宇宙遊泳の成功は中國のイメージアップにつながったが、國民に安全な粉ミルクを提供することも同じくらい大切なこと」と強調、國民の安全問題が後回しになるようでは、北京五輪や宇宙遊泳の成功も「全て意味のないこと」だと切り捨てた。(翻訳?編集/NN)
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