2008年9月29日、南方日報によると、粉ミルク問題やおもちゃ、子供服、學(xué)校制服の問題に続き、今度は広州で製造された家具から高濃度のホルムアルデヒドが検出された。

【その他の寫真】

広州市質(zhì)検局が2008年3月から行った抜き取り検査の結(jié)果、同市で製造された家具の品質(zhì)合格率は63．6％。実に約4割が不合格品で、そのほぼすべてから國の定めた基準(zhǔn)値を超えるホルムアルデヒドが検出された。また、中には國の定めた基準(zhǔn)値を大きく上回る7mg/Lものホルムアルデヒドが検出されたものもあったことがわかった。広州市では現(xiàn)在、市內(nèi)の家具メーカーに対する取り締まりを強化しており、品質(zhì)を改善した企業(yè)に対して追跡調(diào)査も行っているという。

ホルムアルデヒドは、シックハウス癥候群の原因物質(zhì)として知られている、無色で強い刺激臭を持つ気體。接著剤、塗料、防腐剤に多く使われるが、毒性が強く、低濃度でも長期間にわたって吸引すると人體に悪影響を及ぼし、呼吸器系疾病や眼病、女性の生理不順などを引き起こすとされているほか、世界保健機関（WHO）が、癌や奇形の原因となる物質(zhì)として指定している。（翻訳?編集/岡田）