2008年10月1日、新華社サイト「新華網(wǎng)」は9月28日付の「ジャパンタイムズ?オンライン」に掲載された論説を紹介。

【その他の寫真】

香港在住のジャーナリスト兼コメンテーターのフランク?チン（Frank Ching）氏は「ブッシュ米大統(tǒng)領、中國の真の友としてその座を降りる（Bush will go away as true friend to China）」という題名の論説を書いた。

あと數(shù)か月で任期終了となるブッシュ大統(tǒng)領だが、彼の外交政策はことごとく失敗。イラクとアフガニスタンでの戦闘は続き、イランやロシアとの関係は悪化するばかりだ。唯一の光明は中國との友好関係である。先日、ブッシュ大統(tǒng)領は電話で直接胡錦濤國家主席に米國の金融問題について説明し、胡主席は中米関係が良い方向で発展していることを高く評価した。

ブッシュ大統(tǒng)領はこれまで中國側にとって喜ばしいとはいえない態(tài)度を何度か示したことがあるが、中國の彼に対する態(tài)度は常に変わらなかった。ブッシュ氏は訪中前に必ず中國を批判するコメントを発表しているが、これは國內向けのパフォーマンスだと中國は受け取っている。クリントン政権時代、中國は米國にとって戦略競爭の相手であり、パートナーではなかった。だが、ブッシュ政権にとっては「9?11事件」以降、中國はともにテロと闘う仲間になったのである。

チベット騒亂に関しても、ブッシュ大統(tǒng)領は北京五輪の開會式出席を翻すことがなかった。彼のこの態(tài)度は中國の指導者に極めて好意的に受け取られた。中國にとってブッシュ大統(tǒng)領は間違いなく「友人」である。（翻訳?編集/本郷）