2017年12月27日、韓國(guó)?東亜日?qǐng)?bào)は、韓國(guó)政府が日韓慰安婦合意を破棄しても、すでに元慰安婦らに支給した賠償?慰労金は回収しない方針であると報(bào)じた。合意に基づき日本政府が元慰安婦支援財(cái)団「和解?癒し財(cái)団」に拠出した10億円（約100億ウォン）の中から元慰安婦らに支給された金額は政府予算として処理する案が有力という。

韓國(guó)女性家族部の関係者は26日、「慰安婦合意に関する政府の最終方針が決まれば、和解?癒し財(cái)団の縮小および解體を含むさまざまな計(jì)畫を公論化できる」とし、「ただしどのような場(chǎng)合であれ、すでにおばあさん（＝元慰安婦）らに支給されたお金を返してもらうのは現(xiàn)実的に不可能とみている」と話した。

この発言は、韓國(guó)の康京和（カン?ギョンフ?。┩庀啶栅斡浾邞┱剷?huì)で「慰安婦合意は事前の被害者との意思疎通がかなり足りなかった」と発言したことに対し、一部で「もし日本に財(cái)団のお金を返還しなければならない狀況になった場(chǎng)合、すでにお金を受け取ったおばあさんらはどうするのか」という疑問(wèn)が提起されたことによるもの。

和解?癒し財(cái)団は昨年7月に発足してから今月6日まで、元慰安婦34人に対し各1億ウォン（約1000萬(wàn)円）、遺族57人に対し各2000萬(wàn)ウォン（約200萬(wàn)円）を支給し、総額は45億4000萬(wàn)ウォン（約4億5400萬(wàn)円）に上る。

また、女性家族部では財(cái)団の活動(dòng)を自主調(diào)査した結(jié)果を発表する予定?！肛?cái)団側(cè)が意思疎通が円滑に進(jìn)まない被害者や遺族に賠償?慰労金を受け取るよう促した」という疑惑などに対する調(diào)査結(jié)果が盛り込まれる見(jiàn)込みとされる。

これを受け、ネットユーザーからは「樸槿恵（パク?クネ前大統(tǒng)領(lǐng)）政権は何を思って合意したのだろう」「高級(jí)マンション1棟の価格で合意してしまった」「國(guó)民の意思がまったく反映されなかった合意は當(dāng)然無(wú)効」「合意を破棄して。心からの謝罪と反省がみられない日本との合意は韓國(guó)國(guó)民に対する侮辱」「心からの謝罪がない國(guó)とは國(guó)交を斷絶すべき！」など前政権や日本への非難コメントが相次いでいる。

韓國(guó)政府の考えとは異なり、「汚い10億円は返して」「補(bǔ)償金を斷った方には國(guó)のお金で1億ウォンずつ支給して、10億円は返そう」との意見(jiàn)が根強(qiáng)いのも印象的だ。

しかし、一方では「正直言って、慰安婦の話が出るたびに恥ずかしくなる」「表では『慰安婦』、裏では『日本旅行』（笑）。國(guó)民性も日本に負(fù)けてる」との嘆き節(jié)も寄せられている。（翻訳?編集/松村）