2008年10月4日、先月、広東省広州市を流れる流渓河、巴江河で立て続けに発生した魚(yú)の大量死。先ごろ、両事件の発生原因がともに判明し、責(zé)任企業(yè)が閉鎖や操業(yè)停止を命じられるなど、厳罰に処されたことが明らかとなった。広州日?qǐng)?bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

先月7日夜から8日午前にかけて、同市白雲(yún)區(qū)の流渓河流域で発見(jiàn)された魚(yú)の大量死。調(diào)査によって、花都區(qū)にある化學(xué)工場(chǎng)の排水が原因であることが明らかに。同工場(chǎng)では7日に火災(zāi)事故が発生しており、消火過(guò)程で側(cè)溝から流れ出たアニオン性界面活性剤が、流渓河に流入したとみられている。

専門(mén)家によれば、界面活性剤は人體への有害な影響はないものの、魚(yú)はえらに吸著すると窒息死することがあるという。なお、市環(huán)境保護(hù)局が実施した流渓河流域8か所の調(diào)査で、水質(zhì)の安全性が確認(rèn)されている。

同じく同市花都區(qū)の巴江河流域で魚(yú)の大量死が発見(jiàn)されたのは、先月24日午前のこと。死んだのは主に稚魚(yú)で、數(shù)量約150kg。発見(jiàn)された流域は約3kmに及んだ。調(diào)査によって、巴江河から約1km離れた同村のセラミックメーカーから排出された汚泥が原因であると判明した。汚水処理設(shè)備の故障を放置した結(jié)果、側(cè)溝から排出された汚泥が巴江河に流入し、水中が酸欠狀態(tài)となったとみられている。なお、魚(yú)の死骸が発見(jiàn)された周辺エリアで実施された調(diào)査で、水質(zhì)の安全性が確認(rèn)されている。（翻訳?編集/SN）