2008年10月7日、中國の「環(huán)球時報」は6日付けのインド最大手ポータルサイト「Rediff．com India」に掲載された中國に関する記事を紹介した。

【その他の寫真】

「中米貿(mào)易は過去十?dāng)?shù)年で飛躍的に拡大したが、それは中國から米國への輸出面だけという一方的なものだ。さらに中國は巨額の米國債を保有しており、外貨準(zhǔn)備高もこの6か月で5000億ドル増加して総額2兆ドルに達(dá)する勢いを見せている。中國の外貨準(zhǔn)備高と米國債保有額は比例しており、米國は廉価商品を中國に極度に依存しているだけでなく、中國の外貨準(zhǔn)備高にも依存している」

「多額の米ドルを保有している國家は國際的に強(qiáng)力な武器を所有しているのと同じだ。中國が2兆ドルを1晩で拠出すれば、米國金融市場は確実に破綻する。だが、そんなことは起こりえない。あまりにも代価が大きいからだ。ただし中國が本腰で外貨準(zhǔn)備高を放出すると決めた場合には、世界経済はジェットコースターのように急降下するだろう」

この記事に対し、中國社會科學(xué)院米國所の陶研究員は「中國のGDP（國內(nèi)総生産）総額は米國の3分の1にも満たない。中國は米國債を5000億ドル保有しているが、それは米國債全體のほんの一部分に過ぎず、現(xiàn)在金融危機(jī)に瀕してはいるが世界一の経済大國、米國を脅かすことは不可能」と述べている。（翻訳?編集/本郷）