2008年10月6日、広東省広州市で、「三鹿集団」製の一般用粉ミルクを飲んだ53歳の教師が腎臓結(jié)石にかかっていたことがわかった。一連の事件による成人の被害が確認(rèn)されたのは初めて。羊城晩報(bào)が伝えた。

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この教師は、市內(nèi)の職業(yè)學(xué)校で教壇に立つ黃さん。黃さんは今年7月、高カルシウムを謳う同集団製の一般用粉ミルクを飲んだところ、血尿が出た。すぐに病院で検査したところ、腎臓と尿管に結(jié)石を発見。だが、當(dāng)時は事件が公になっておらず、粉ミルクが原因だとは考えていなかった。9月にも飲んだが、その時も血尿が確認(rèn)されたという。黃さんはその後、國慶節(jié)休みになって自身が飲んでいた製品が「問題製品」であったことを新聞で知る。結(jié)石の原因は「三鹿集団」製粉ミルクだと確信した黃さんは、病院の診斷書などの“証拠”を手に羊城晩報(bào)に被害を訴えた。

これに対し、広州市第一人民醫(yī)院泌尿外科主任の鐘惟徳（ジョン?ウェイダー）醫(yī)師は、「粉ミルクが結(jié)石の一因になったことは否定できないが、成人の場合それだけを摂取しているわけではないので、すぐに原因を特定するのは難しい」と指摘している。（翻訳?編集/NN）