甲骨文字が「世界の記憶」（世界記憶遺産）に選ばれたことの発表會(huì)が26日に中國(guó)北京で行われた。中國(guó)の関係機(jī)関は、これをきっかけに甲骨文字の研究を進(jìn)めると表明した。中國(guó)新聞網(wǎng)が26日付で伝えた。

2017年10月30日、國(guó)連教育科學(xué)文化機(jī)関（ユネスコ）の発表で、中國(guó)が申請(qǐng)した甲骨文字プロジェクトが順調(diào)に世界の記憶プロジェクトの審査を通ったということが分かった。

國(guó)家書(shū)類(lèi)保存局の王紹忠副局長(zhǎng)によると、1996年に中國(guó)は世界の記憶プロジェクト國(guó)家委員會(huì)を設(shè)立し、また2000年に世界初の「世界記憶遺産國(guó)家級(jí)名録」を築き上げたのだという。中國(guó)は1997年から登録申請(qǐng)を始め、すでに13の資料が申請(qǐng)に成功している。

ユネスコの駐中國(guó)代表は、同プロジェクトが文獻(xiàn)遺産の保護(hù)と合理的な利用および國(guó)際協(xié)力と平等な交流を促進(jìn)することに重要な役割を果たしていると強(qiáng)調(diào)し、また各メンバー國(guó)が同プロジェクトをより多く支持することを望むという意を表した。

故宮博物院院長(zhǎng)によると、故宮博物院が収蔵している甲骨文字が刻まれた破片は約2萬(wàn)3000枚、収蔵量は世界3位だという。甲骨文字が「世界の記憶」に選ばれたことで研究機(jī)関の協(xié)力関係が強(qiáng)化されたほか、今後の國(guó)內(nèi)外に向けた宣伝活動(dòng)の基盤(pán)固めにもなったとのことだ。

中國(guó)教育部（?。└辈块L(zhǎng)、國(guó)家言語(yǔ)文字作業(yè)委員會(huì)の杜占元主任は、新たな時(shí)代に甲骨文字が含む歴史文化への研究と発掘に注目するべきだと指摘した。次のステップとして、教育部と國(guó)家言語(yǔ)文字作業(yè)委員會(huì)は複數(shù)の學(xué)科を融合させ、先進(jìn)技術(shù)を利用して甲骨文字の研究と応用を促進(jìn)する。

甲骨文字が「世界の記憶」に選ばれたことを記念するために、教育部と國(guó)家言語(yǔ)文字作業(yè)委員會(huì)の依頼を受けて、中國(guó)集郵本社は記念封筒を発行した。（提供/環(huán)球網(wǎng)?編集/黃テイ）