2008年10月13日、中國のニュースサイト中國網(wǎng)（チャイナネット）は、今年のノーベル平和賞をフィンランドのマルッティ?アハティサーリ前大統(tǒng)領(lǐng)が受賞したことで、中國の反體制派の受賞を期待していた歐米各國が不満を感じていると報(bào)じた。

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10日に発表されたノーベル平和賞をめぐっては発表前の9月24日、オスロ國際平和研究所のトネソン（Stein Toennesson）所長が「最有力候補(bǔ)」として、中國の人権活動(dòng)家である胡佳（フー?ジア）氏を挙げていた。胡氏は今年4月、國家政権転覆扇動(dòng)罪で懲役3年6か月の判決を受け、現(xiàn)在は服役中。トネソン氏は、胡氏を候補(bǔ)に挙げた理由について「人権侵害を続ける中國政府への圧力」と説明していた。

ところが翌25日、中國外交部の劉建超（リウ?ジエンチャオ）報(bào)道官が「ノーベル平和賞の初志に背くことだ。中國人民の感情を損なうべきではない」と“けん制”。今回の反體制派の「落選」に関しても、中國政府からの圧力があったとの憶測が流れているが、ノーベル平和賞委員會(huì)のOle Danbolt Mjoes委員長は否定している。

米AP通信の10日付けの報(bào)道によると、中國の人権問題に反対する歐米諸國は今回の決定に、「北京五輪を成功させた今年は、中國の人権問題を叩くのに絶好の機(jī)會(huì)だった。大事な機(jī)會(huì)を逃してしまった」と強(qiáng)い不満を表している。（翻訳?編集/NN）