1000人を超す鉛中毒患者発生、環(huán)境汚染が原因―甘粛省隴南市

2006年8月末から9月初めにかけて、甘粛（かんしゅく）省隴南（ろうなん）市徽（フイ）県の2つの村で鉛中毒患者が続出し、これまでに児童373人を含む約1000人が、西安（せいあん）市の病院を訪れて検査を行った。西京病院は3人の専門醫(yī)を急きょ徽県に派遣して現(xiàn)地醫(yī)の指導(dǎo)を行ない、鉛中毒の診斷と治療の技術(shù)を習(xí)得させた。児童373名のうち、重癥患者11名はいまだに西京病院に入院して治療を受けており、そのうち數(shù)名は血中鉛含有量が規(guī)準(zhǔn)を90％以上超え、また最もひどい患者は規(guī)準(zhǔn)を數(shù)倍上回り、重度の鉛中毒と診斷されている。成人患者の血中鉛含有量は、全員が規(guī)準(zhǔn)を超えている。しかし地元に戻ったそのほかの患者の病狀は、比較的軽いという。この大規(guī)模な中毒事故の原因は、近くの鉛精錬工場(chǎng)からの排水とみられ、地元政府が操業(yè)停止を命じた。

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