2008年10月17日、甘粛省蘭州市中級(jí)人民法院はメラミン混入粉ミルクが原因で死亡した乳児の両親が、粉ミルクを製造した三鹿集団に対し100萬(wàn)元（約1500萬(wàn)円）の慰謝料と9萬(wàn)元（約135萬(wàn)円）の損害賠償を求めて提訴したことを明らかにした?！钢袊?guó)新聞網(wǎng)」が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

三鹿集団が製造した粉ミルクの被害は全國(guó)で少なくとも乳児3人が死亡、數(shù)萬(wàn)人が腎臓結(jié)石を発癥。これら被害者の家族らが今後次々と同社を訴えることは確実と見(jiàn)られている。

汚染粉ミルク事件で初の訴訟を起こした原告の移さん夫婦は、07年11月14日に誕生した息子にずっと三鹿集団の粉ミルクを飲ませていた。今年4月になると赤ちゃんの排尿回?cái)?shù)が減り、排尿時(shí)に大泣きするように。そのうちミルクを飲む量も大幅に減ったため、同30日に病院で診察を受けたところ「腎臓結(jié)石と腎機(jī)能低下」を患っていると診斷された。赤ちゃんはそのまま入院して治療を受けたが、翌日の5月1日に死亡。移さん夫婦は悲しみに沈んだが、赤ちゃんがなぜ腎臓結(jié)石になったのか理解できなかった。

今年9月の報(bào)道で、移さん夫婦は息子が三鹿集団製粉ミルクを飲んでいたためメラミン中毒で死亡したとわかり、三鹿集団に対し公開(kāi)謝罪と損害額約9萬(wàn)元、慰謝料100萬(wàn)元を求めて10月13日に提訴した。（翻訳?編集/本郷）