2008年10月17日、香港メディアは香港の玩具メーカー大手、合俊集団（スマートユニオン）が広東省東莞市に置く工場(chǎng)の2か所を閉鎖したことにより、少なくとも7000人が失業(yè)すると伝えた。英BBC放送中國(guó)語(yǔ)版の報(bào)道。

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工場(chǎng)閉鎖後、給與未払いに対する労働者の抗議行動(dòng)が相次いでいる。これまでに數(shù)千人によるデモが発生しており、17日には東莞市樟木頭鎮(zhèn)（村）で労働者500人が同社工場(chǎng)前に、1000人が鎮(zhèn)政府前に集まった。政府前では警官が盾を手に厳戒體制をとっている。なお、樟木頭鎮(zhèn)政府は、全労働者の給與を立て替え、他の工場(chǎng)への就職斡旋をするとしている。

合俊集団はOEM（相手先ブランド）生産を手掛け、世界の五大玩具ブランドのうち3ブランドを生産する大手。06年に香港市場(chǎng)に上場(chǎng)した。閉鎖した2工場(chǎng)で生産した製品は主に米國(guó)向けに販売しており、生産を請(qǐng)け負(fù)っていたブランドには米國(guó)マテル社も含まれていた。米國(guó)の個(gè)人消費(fèi)の落ち込みが工場(chǎng)運(yùn)営を直撃し、資金不足により経営が悪化、17日に香港高等裁判所に破産申し立て申請(qǐng)を行った。少なくとも6社の原料メーカーから合計(jì)1300萬香港ドル（約1億6900萬円）の債務(wù)支払いを訴えられている。

世界的な景気減速の波が中國(guó)の製造業(yè)に押し寄せた格好となった。専門家は「影響の度合いや知名度からみれば、米國(guó)発の世界的な金融危機(jī)が中國(guó)の実體経済に影響を及ぼした初のケースといえる」と指摘している。世界の7割を占める中國(guó)の玩具生産は広東省で7割を生産しており、米國(guó)発の金融危機(jī)に伴う受注減により、工場(chǎng)閉鎖はさらに増えると見られている。（翻訳?編集/中原）