2008年10月18日、「中國映畫界の黒沢明」こと映畫界の巨匠として海外でも有名な謝晉（シャ?シン）監(jiān)督が、浙江省上虞市のホテルで死去した。84歳だった。新華網(wǎng)が伝えた。

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謝監(jiān)督は前日の17日、出身中學(xué)の創(chuàng)立100周年記念式に出席するため現(xiàn)地入り。市內(nèi)のホテルに宿泊中、室內(nèi)で死亡しているのを従業(yè)員が発見した。死因は明らかになっていないが、心臓病を患っていたとされている。

謝監(jiān)督は1923年生まれ。1948年に南京國立戯劇専科學(xué)校の監(jiān)督科を卒業(yè)後、監(jiān)督業(yè)をスタート。1957年の映畫「女籃五號(hào)」で人気監(jiān)督として知名度を上げ、文化大革命下の社會(huì)の葛藤を描いた「芙蓉鎮(zhèn)」（1984）、日本人殘留孤児を主人公にした「乳泉村の子」（1992）、歴史大作「阿片戦爭」（1997）などのヒット作で日本でも多くのファンを獲得した。

その作品からは、チアン?ウェン（姜文）、リュウ?シャオチン（劉暁慶）、プー?ツンシン（濮存[日斤]）、パン?ホン（潘虹）ら中國映畫界を擔(dān)うスターが続々誕生。さらに1994年には俳優(yōu)養(yǎng)成學(xué)?！负阃餍菍W(xué)?！工蛟O(shè)立し、後進(jìn)の育成にも力をつくした。

今年8月には、長男で同じく映畫監(jiān)督の謝衍（シエ?イエン）氏が、肝臓がんのため59歳で亡くなったばかり。わずか2か月足らずの相次ぐ不幸に、中國映畫界には大きな衝撃がはしっている。（翻訳?編集/Mathilda）