2008年10月17日、中國(guó)の氷河面積がこの40年間で3248平方キロメートル縮小したことが分かった。総面積の約5．5％が消滅したことになる。中國(guó)の氷河専門(mén)家が調(diào)査報(bào)告で明らかにした。新華社通信の報(bào)道。

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同専門(mén)家によれば、氷河の體積は約389立方キロメートル減少し、氷の厚さは平均6．5m薄くなっているという。90年代以降、氷河の溶解が加速している。河川への影響を推測(cè)すると、短期的に溶解水が増加するものの、最終的には河川の枯渇、水源の荒廃などが危懼される。

07年、中國(guó)は「第2回全國(guó)氷河資源およびその変化調(diào)査」を?qū)g施。同調(diào)査は、地球溫暖化に伴う氷河資源の変化狀況を把握するためのもので、第1回調(diào)査は1999年に実施しており、その結(jié)果を國(guó)內(nèi)外に報(bào)告している。

また、先ごろ甘粛省蘭州市で開(kāi)催された「WGI（World Glacier Inventory）國(guó)際シンポジウム」には、國(guó)際氷河學(xué)會(huì)の責(zé)任者、中國(guó)科學(xué)院の研究員をはじめ、英國(guó)、米國(guó)、ロシア、ノルウェー、日本などの科學(xué)者100人余りが出席した。席上、海面水位上昇に影響を與える要因はいくつかあるが、ここ100年間で、海面水位上昇への氷河融解の寄與率が年平均14％に上っていると報(bào)告された。氷河減少が最も著しいのは中央アジア地域で、同寄與率の半分前後を占めるという。

「氷河活動(dòng)は地質(zhì)災(zāi)害を誘発する重要な要因。特に、氷河洪水は最大にして最広域の災(zāi)害に屬する。広範(fàn)囲で洪水災(zāi)害が発生するだけでなく、局地的に土石流災(zāi)害を招く恐れがある」とシンポジウムでは指摘されている。（翻訳?編集/SN）