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中國西北地區(qū)に見られる伝統(tǒng)的な洞穴式住居「ヤオトン」が消滅の危機(jī)に瀕していると伝えられた。ヤオトンは黃土地帯の広域に約4000年前から伝わる。
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2008年10月、中國西北地區(qū)に見られる伝統(tǒng)的な洞穴式住居「ヤオトン」が消滅の危機(jī)に瀕していると伝えられた。チャイナフォトプレスの報(bào)道。
【その他の寫真】
窰洞(ヤオトン)は「地坑院」「地窰院」とも呼ばれ、山西省?河南省?陝西省など黃土地帯の広域に分布する伝統(tǒng)的住居。その構(gòu)造から中國北部の「地下四合院」とも形容され、約4000年もの間受け継がれてきた。自然の斷崖を水平方向に掘るものや、平坦な土地に四角形の穴を掘り、その四辺の壁面に洞穴式住居を掘るタイプがある。後者の場(chǎng)合、中庭の隅から地上に続く通路を掘り、そこを出入口とする。大きいものは數(shù)100m四方、小さいもので10數(shù)m四方の規(guī)模。冬は暖かく夏は涼しく、風(fēng)や騒音を遮るなどの利點(diǎn)を備えた合理的な住居であるという。
黃河流域に位置する山西省平陸県は渓谷が縦橫に走り、古來より洪水などの水害が多く、石などの建材に乏しいことから、2000年ほど前からこのような洞穴式住居が利用されている。60年代ごろまで、住民のほとんどはヤオトンに居住していた?,F(xiàn)在では多くのヤオトンが無人となっており、現(xiàn)在でも住み続けているのはほとんどが老人。若者の多くは「ヤオトンは暗くてじめじめしていて、住みにくい」と「地上」へ移住していった。
殘された老人らを最後に、數(shù)千年続いたヤオトンの歴史にも、ついに幕が下ろされるのかもしれない。(翻訳?編集/愛玉)
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