2008年10月22日、臺灣を訪問中の海峽両岸関係協(xié)會の張銘清（ジャン?ミンチン）副會長が、このほどの暴徒襲撃事件を受けて同日午前、滯在を切り上げて北京へ戻ることとなった。臺灣のTV局?TVBSの報道を中國新聞社が伝えた。

【その他の寫真】

張氏はこのほど、アモイ大學(xué)報道宣伝學(xué)院院長として臺灣での學(xué)術(shù)交流會に參加するため、19日に學(xué)術(shù)代表団を率いて同地を訪問。21日、臺灣の臺南市で観光地の孔子廟を參観していたところ、野黨民進(jìn)黨の王定宇（ワン?ディンユー）市議が率いる群衆(zhòng)に囲まれ、地面に押し倒されるなどの暴行を受けた。臺灣ではこのほどの汚染粉ミルク事件を受け、一部市民が対中感情を悪化させているとも伝えられていた。

張氏は滯在を切り上げる理由について「今回の負(fù)傷について醫(yī)療機(jī)関で検査を受けるため」とし、「私を支持し、守ってくれたすべての人に感謝する。暴行事件は一部の少數(shù)派による行為で、臺南市民らの総意を代表するものでもない。今後も中臺交流のさらなる発展を願う」と表明した。なお、海峽交流基金會の江丙坤（ジアン?ビンクン）理事長が同氏を見送るという。

現(xiàn)在、中臺間の交渉は政府機(jī)関ではなく民間団體を通じて行う形式を取っており、海峽両岸関係協(xié)會は中國側(cè)の窓口、海峽交流基金會が臺灣側(cè)の窓口にあたる。張氏はその中國側(cè)窓口機(jī)関の副會長を務(wù)めている。(翻訳?編集/愛玉)