2008年10月22日、22日付21世紀(jì)経済報道によると、溫家寶首相が21日主催した國務(wù)院常務(wù)會議は、中國農(nóng)業(yè)銀行の株式會社化に向けた改革実施案を大筋で可決した。農(nóng)業(yè)銀行は中國4大國有商業(yè)銀行の中で唯一、株式會社化されていない。國務(wù)院の承認(rèn)を得たことで改革が一気に具體化することになる。

【その他の寫真】

會議參加者は「農(nóng)業(yè)銀行は株式制への移行準(zhǔn)備が整った」との認(rèn)識で一致。近代的な金融機(jī)関としての制度確立を軸とし、農(nóng)業(yè)の低生産性、農(nóng)村のインフラ整備の遅れ、農(nóng)民の低所得といった「三農(nóng)問題」の解決に向けたサポートを改革の目的とすることも確認(rèn)した。

農(nóng)業(yè)銀行関係者によると、同行は株式會社化にあたり、中國政府直屬の投資會社「中央?yún)R金投資有限公司」（中央?yún)R金）から約190億米ドルの資本注入を受ける見通し。中央?yún)R金と財政部が50％ずつ出資する構(gòu)成となる。

先に株式會社化を?qū)g現(xiàn)した中國銀行、中國建設(shè)銀行、中國工商銀行の他3行も、改革時に中央?yún)R金から計600億米ドルの資本注入を受けている。

ただ注目される不良資産の処理方法に関しては、他3行が政府系の資産管理會社（AMC）による買い取りという形が採られたのに対し、農(nóng)業(yè)銀では自行での処理が有力視されている。

同行の07年末現(xiàn)在の不良債権額は8179億7300元、不良債権率は23．50％だった。（翻訳?編集/HI）