2008年10月23日、中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は歐米各國の高官が突然中國のことを褒め稱えだしたことを取り上げ、その背景には金融危機(jī)にどうにかして中國の力を借りようとする意図が見え隠れすると分析した。

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まず口火を切ったのは米ポールソン財(cái)務(wù)長官。21日、同氏は「中國は世界の主要な経済體として引き受けるべき責(zé)任を全うしており、世界経済の安定のため努力している」と評価した。同日、中國訪問中のマコーミック財(cái)務(wù)次官も「中國政府は金融危機(jī)と闘う參加者であり、かつ盟友」と表現(xiàn)した。環(huán)球時(shí)報(bào)は「米國高官が公開の場で中國を盟友と表現(xiàn)したのは十?dāng)?shù)年ぶり」だと伝えている。同じく21日、仏サルコジ大統(tǒng)領(lǐng)も「金融サミットにはG8以外に中國、インドなど新興國5か國を招くべき」と発言、特に中國は強(qiáng)力な金融能力を有しており國際金融體制再建には不可欠だとの見方を示した。

ストックホルム大學(xué)のパウエル教授は、一國の信頼を築くには數(shù)十年もの積み重ねが必要で、歐米諸國から中國は十分な信頼を得ているわけではないと忠告し、今の稱賛はどうにかして中國の力を借りようとする一時(shí)の策に過ぎないと指摘した。中國現(xiàn)代國際関係研究院グローバル研究センターの宿景祥（スー?ジンシアン）主任は、各國の稱賛は金融危機(jī)に対する中國の実力と施策の有効性への承認(rèn)だとして評価した。しかし一方で中國一國では世界を救う能力がないことも明らかであり、この金融危機(jī)は中國が國際経済の大舞臺(tái)に參加する絶好のチャンスになるとコメントした。（翻訳?編集/KT）