2008年10月25日、北京首都國(guó)際空港（以下：首都空港）の回収していない売掛金が8億元（約120億円）を超えることが明らかとなった。中國(guó)民用機(jī)場(chǎng)（空港）の王?。ē铳?ジエン）秘書(shū)長(zhǎng)によると、今年9月末時(shí)點(diǎn)で、中國(guó)17の空港を合わせると航空會(huì)社から回収していない各種費(fèi)用は総額40億元（約600億円）に上るという。華夏時(shí)報(bào)が伝えた。

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今年3月から「民用機(jī)場(chǎng)収費(fèi)改革方案」の導(dǎo)入によって、民間空港全體の料金基準(zhǔn)は下方修正された。しかし、燃料高によって運(yùn)営コストが上昇したこと、世界経済の悪化で航空市場(chǎng)が冷え込んだことで、空港経営が厳しくなった。航空會(huì)社は次々と減便や廃便などを?qū)g施している。

先ごろマレーシアで開(kāi)催された「第14回世界航空路発展フォーラム」で、首都空港股[イ分]有限公司の董志毅（ドン?ジーイー）総経理は、「10?15年の歳月を費(fèi)やして、首都空港をアジア太平洋地域の複合型ターミナルにする」と公言している。同社は中國(guó)最大の航空グループ。そのため、「首都空港の資金難は、支払い遅滯ではなく、過(guò)度の拡張に原因の多くがあるのでは」と指摘する専門(mén)家もいる。

あるシンクタンクの予測(cè)によると、08年、首都空港の旅客取扱數(shù)は延べ5700萬(wàn)人、年間フライト數(shù)は44萬(wàn)便。設(shè)定目標(biāo)である8200萬(wàn)人、66萬(wàn)便には屆かない。王総経理は、「毎年、中國(guó)―北米間を行き來(lái)する旅客の30％前後が、ライバルである韓國(guó)の仁川國(guó)際空港、日本の成田國(guó)際空港を経由している。その便利な経由サービスが旅客吸引力となっている」と述べている。（翻訳?編集/SN）