2008年10月27日、シンガポール華字紙「聯(lián)合早報(bào)」はアメリカの金融危機(jī)の影響で中國(guó)の大學(xué)生に海外留學(xué)ブームが起きているとの記事を掲載した。留學(xué)ブームの原因は、人民元の上昇ばかりではないという。28日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

金融危機(jī)の影響から、歐米各國(guó)の各大學(xué)が學(xué)生の獲得に目をつけたのは中國(guó)。近年、中國(guó)で募集活動(dòng)を行う歐米の大學(xué)は明らかに増えており、中國(guó)人學(xué)生の受け入れを拡大するために、英語や経済などに関する知識(shí)のハードルを下げるだけでなく、ビザの発給條件を緩和するなど、各國(guó)で中國(guó)人學(xué)生の獲得に積極的な動(dòng)きが見られるという。

オーストラリアでは、留學(xué)を申請(qǐng)する際に必要となる擔(dān)保預(yù)金は、これまで半年分だったが、現(xiàn)在では3か月分にまで軽減。また、オーストラリアとポーランドへの留學(xué)に必要な英語能力認(rèn)定テストは「IELTS」しか認(rèn)められていなかったが、現(xiàn)在は「TOEFL」も認(rèn)められるようになり、基準(zhǔn)點(diǎn)も引き下げられた。

重慶市の海外留學(xué)を斡旋している企業(yè)の責(zé)任者は、「留學(xué)條件の緩和のほか、人民元の価値が上がっていることで生活費(fèi)の負(fù)擔(dān)も和らいでいる今こそ、海外留學(xué)のチャンス」と話している。（翻訳?編集/岡田）