2008年10月31日、中國自動車報は國産車が深刻な販売不振に陥っていることを報じた。

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07年まで5年連続の2ケタ成長を記録した中國では個人消費(fèi)が活発化、乗用車販売臺數(shù)も大幅に伸び、07年は879萬臺の売り上げを記録、03年から倍増した。しかし政府と國民の期待を一身に受けている國産車は不振にあえいでいる。07年の販売臺數(shù)は124萬臺と前年から25萬臺以上増加させたものの、マーケットシェアは大きく低下した。

國産車は低排気量の小型車を主戦場としているが、市民の収入水準(zhǔn)の上昇により、メインの市場はより大型の車へとシフトしている。排気量1000cc以下の販売臺數(shù)は前年比で31％も減少した。一方で大型車も決して好調(diào)なわけではない。國産ハイクラス車の代名詞ともいえる「紅旗HQ3」は不振のため16萬7000元（約250萬円）という空前の値引きを?qū)g施した。

中國國産車不振の理由を問えば、技術(shù)力不足に盡きるだろう。急成長する中國市場でのポジションを得ようと世界各國の自動車メーカーは現(xiàn)地に合資企業(yè)を設(shè)立、生き馬の目を抜く激戦區(qū)となっている。こうしたなか、國産メーカーの技術(shù)革新は明らかに一歩遅れたもの。9?10月の自動車販売臺數(shù)が前年を割り込むなど景気低迷が現(xiàn)実化しつつあるだけに、國産メーカーはこれまで以上に厳しい狀況に置かれている。中國自動車報は、國産メーカーは技術(shù)革新のスピードを上げ、海外企業(yè)に負(fù)けない競爭力を得ることしか生き殘りの道はないと激勵している。（翻訳?編集/KT）