2008年11月2日、福建省福州市の左海公園內(nèi)にある湖に今年6月中旬、不気味な生物が出現(xiàn)。地元メディアがこれを「水怪（水の化け物）」として報(bào)道したところ、國営テレビ局の中央電視臺(tái)（CCTV）も注目。全國ニュースで採りあげられるほどの話題になった。地元紙「海峽都市報(bào)」が伝えた。

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それによると、福州市民の憩いの場所、左海公園の湖に、今年6月中旬から「くらげ」にも似た不透明の不気味な「生物」が生息。當(dāng)初は肉まんほどの大きさだったが、ここ數(shù)か月で數(shù)十キロの大きさに成長した。円盤型の「體型」で表面には血管のような赤い筋が走っており、多數(shù)の小さな「目」がついている。湖から引き揚(yáng)げられると、ドロドロの液體狀に崩れてしまう。

中國科學(xué)院微生物研究所、福建師範(fàn)大學(xué)生命科學(xué)學(xué)院、福建省農(nóng)業(yè)科學(xué)院の専門家による観察と分析調(diào)査の結(jié)果、この「生物」は99．75％が水でできていることが判明。殘りの0．25％は未知のたんぱく質(zhì)であるという。驚いたことに、「體內(nèi)」からは湖水の147倍の細(xì)菌數(shù)が確認(rèn)された。これについて専門家は、「湖水は一般にpH7前後で、工業(yè)排水がpH8前後。だが左海のpHは8．6を示し、微生物や細(xì)菌類が異常に繁殖している。これは湖の深刻な汚染狀況を説明している」と指摘。

この「生物」は「細(xì)菌、放線菌、真菌」の3種類からなる自然界では極めて珍しい複合體。「血管」はその體內(nèi)に取り込まれた藻で、「目」に見える部分は真菌が不良環(huán)境下で形成した胞子膿であることが明らかになった。國內(nèi)外の文獻(xiàn)を探しても、この「化け物」と同様の生物に関する記述は見つかっていないとのこと。（翻訳?編集/本郷）