2008年11月6日、広東省の広州駅では、お正月でもないのに出稼ぎ労働者の帰省ラッシュが起こっている。世界的な金融危機(jī)の影響で、広東省では大規(guī)模な工場(chǎng)閉鎖が多発。行き場(chǎng)を失った人々が、一斉に里帰りを始めた。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

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かつては「世界の工場(chǎng)」と呼ばれた広東省には、労働集約型の輸出企業(yè)が數(shù)多く集まり、労働力のほとんどは地方からの出稼ぎ労働者に支えられてきた。ところが昨今の世界的な金融危機(jī)の影響で、輸出が大幅に減少。先月15日には、大手玩具メーカー「合俊集団（スマートユニオン）」が工場(chǎng)2か所を突然閉鎖して約6000人が失業(yè)するなど、大規(guī)模な工場(chǎng)閉鎖が相次いでいる。

深刻な失業(yè)難にあえぐ中國(guó)では、一旦失業(yè)するとそう簡(jiǎn)単に次の仕事は見つからない。そのため、多くの出稼ぎ労働者は早めの正月帰省を余儀なくされている。広州駅では毎日9萬(wàn)?13萬(wàn)人が故郷行きの列車に乗るという。行き先のほとんどは、內(nèi)陸部の四川省、重慶市、江蘇省、浙江省などだ。

香港工業(yè)総會(huì)は、珠江デルタにある香港企業(yè)7萬(wàn)社のうち、年末までに4分の1にあたる1萬(wàn)7500社が倒産すると予測(cè)する。1社あたりの失業(yè)者を500人で計(jì)算しても、合わせて87萬(wàn)5000人。今年の出稼ぎ労働者達(dá)の年越しは、厳しいものになりそうだ。（翻訳?編集/NN）