2008年11月7日、中國(guó)紙「國(guó)際先駆導(dǎo)報(bào)」は英國(guó)をはじめとする歐州諸國(guó)のチベット問(wèn)題に対する態(tài)度が変化してきたと指摘した。金融危機(jī)の影響で苦しむ歐州諸國(guó)は中國(guó)の助けを借りるため、チベット問(wèn)題で対中関係を悪化させたくないという思惑が透けて見(jiàn)える。

【その他の寫(xiě)真】

先月29日、英國(guó)のミリバンド外相は、公式にはチベットを中國(guó)の一部として認(rèn)めてこなかった過(guò)去の英國(guó)外交は誤りだったと明言、今でははっきりと中國(guó)の領(lǐng)有権を認(rèn)めていると発表した。これまでチベット獨(dú)立運(yùn)動(dòng)に最も協(xié)力的だったイギリスの方針転換は大きな驚きをもって迎えられた。

チベット問(wèn)題に対する態(tài)度が変化を見(jiàn)せているのは英國(guó)だけではない。08年2月にはドイツのメルケル首相が「『一つの中國(guó)』原則を認(rèn)め、チベット獨(dú)立を支持しない」と発言。また最近ではフランスでもダライ?ラマ14世らチベット関係者と距離を置く動(dòng)きが広がっているという。

國(guó)際先駆導(dǎo)報(bào)はこうした歐州諸國(guó)の動(dòng)きは「良心がとがめたためではない」と皮肉り、金融危機(jī)に苦しみ中國(guó)の助けを必要とする歐州諸國(guó)が、中國(guó)との関係悪化を恐れてとった措置だと伝えている。（翻訳?編集/KT）