2008年11月11日、中國紙「青年參考」は、ミリバンド英外相が「チベットは中國の一部」と認(rèn)めた件で、各國メディアが「英國が初めて認(rèn)めた」と報じたのは誤りとし、正しくは「100年ぶりに認(rèn)めた」であると報じた。

【その他の寫真】

ミリバンド外相は10月29日、英外務(wù)省の公式サイトで「英國の過去の政策は時代錯誤だった。英國は、非常にはっきりとした態(tài)度でチベットは中國の一部であると認(rèn)める」とする聲明を発表。各國メディアはこぞって、「英國が初めて中國の領(lǐng)有権を認(rèn)めた」と報じた。これに対し「青年參考」は、「中國が清の時代だった1793年、英國王室の特使が乾隆帝に接見した際、すでにこれを認(rèn)めている。19世紀(jì)後半までその態(tài)度は変わらなかった」と主張。これらの報道を「厳密には誤り」とし、「正しくは100年ぶりに認(rèn)めた」とするべきだと指摘した。

また、チベット亡命政府がミリバンド外相の聲明に対し、「1951年に中國が武力侵入するまで、英國はチベットの獨(dú)立を認(rèn)めていた」と反論している件については、「可哀想な弱小民族の代表のふりをして、同情を買おうとしている。中央政府から何らかの條件を引き出したいのだろう」と皮肉った。（翻訳?編集/NN）