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8日、斉魯晩報は、日本の実寫映畫が中國市場で苦戦しているとする記事を掲載した。寫真は中國の映畫館。
2018年11月8日、斉魯晩報は、日本の実寫映畫が中國市場で苦戦しているとする記事を掲載した。
記事は、中國で公開された日本映畫の中で、是枝裕和監(jiān)督の「萬引き家族」が高い評価を得て9600萬元(約15億8000萬円)の興行収入となったものの、日本のアニメ映畫には遠く及ばないと指摘。中國で上映された日本映畫の中で最も興行収入が高かったのは、「君の名は。」の5億6900萬元(約93億円)で、日本の実寫映畫ではまだ「億超え」の作品はないという。
記事によると、15年から今に至るまで、中國で公開された日本映畫の興行収入は合計約26億元(約429億円)で、このうちアニメが22億元(約363億円)以上を占め、実寫は3億元(約50億円)にも満たなかったという。
記事は、「ビリギャル」「寄生獣」「君と100回目の戀」「深夜食堂2」「銀魂」「ナミヤ雑貨店の奇蹟」「ミックス?!埂溉饶郡螝⑷恕埂笗冾啞工胜?、中國で上映された日本の実寫映畫にはさまざまなテーマのものがあるが、興行収入で1000萬元(約1億6500萬円)を超える作品は多くないと指摘した。
その上で、「アニメ映畫と比べて、日本の実寫映畫の細やかで深遠な描寫という手法は、現時點で中國の観客には受けない。中國市場で上映される北米映畫と比べ、日本の実寫映畫は題材がマイナーで文蕓化しており、一般大衆(zhòng)の市場をカバーできていない」と分析した。
一方、アニメについては、すでにファンがいるという基礎があるだけでなく、作品もより商業(yè)化していると指摘。例えば、「名探偵コナン ゼロの執(zhí)行人」は、題材が事件を探る內容で、予告編では多くの緊迫した展開を含んでおり、複雑な事件に刺激的な視覚効果のある場面は、まさに商業(yè)大作の作り方であると論じた。(翻訳?編集/山中)
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