2008年11月11日、中國新聞社は米景気後退に伴う倒産企業(yè)の増加により、中國企業(yè)の不良債権が急増していることを報(bào)じた。

【その他の寫真】

世界的な景気後退が続く現(xiàn)在、目覚ましく業(yè)績を伸ばしている業(yè)種があるという。それは債権回収業(yè)だ。米ニューヨーク市で債務(wù)回収業(yè)を営む劉海善（リウ?ハイシャン）社長は毎日のように押し寄せる依頼の処理におおわらわとなっている。

劉社長によると、今や大手企業(yè)といえども突然倒産する可能性があり、年末から年明けにかけて中國企業(yè)の対米不良債権額は急増する見通しが高いという。もし迅速かつ適切な対応ができなかれば一銭も回収できない事態(tài)になることも少なくない。

もっとも幸運(yùn)にも債権回収に成功したとしても、業(yè)者に支払う手?jǐn)?shù)料は回収額の30％から50％にも上り、企業(yè)の損失は少なくない。今年9月、商務(wù)部研究院の柴海濤（チャイ?ハイタオ）院長が発表した數(shù)値によると、中國企業(yè)の海外貿(mào)易不良債権率は5％、世界平均の5倍、先進(jìn)國と比較すれば10倍から20倍に上る。年額では300億（約4290億円）から350億元（約5000億円）が不良債権になる計(jì)算となる。ひとたび問題が発生すれば、多額の損失が発生するため、中國企業(yè)は取引先の信頼性を確かめること、債権回収に備えて関連する書類の保管、準(zhǔn)備を進(jìn)めるなどの対策が必要だという。（翻訳?編集/KT）