2008年11月11日、中國(guó)新聞網(wǎng)によると、雲(yún)南省で今年1月から11月の間に相次いで発生した大雪や地震、雹、洪水、地滑り、土石流などの自然災(zāi)害により、30年來(lái)最悪の被害が出たことが、雲(yún)南省民政庁の調(diào)べでわかった。

【その他の寫真】

統(tǒng)計(jì)によると、11月までに省全體で2900萬(wàn)人余りが自然災(zāi)害により被災(zāi)、死者は341人、行方不明者62人、負(fù)傷者3萬(wàn)3100萬(wàn)人で、避難を余儀なくされた人は70萬(wàn)人にのぼり、倒壊した家屋は31萬(wàn)戸、収穫不能となった農(nóng)地は38萬(wàn)3000ヘクタールに及んだ。直接的な経済損失額は194億5000萬(wàn)元（約2723億円）で、避難民の數(shù)と経済損失額はいずれも1978年以來(lái)最悪の結(jié)果となった。とりわけ、1月末に起きた低溫、大雪の被害が大きく、被災(zāi)者は427萬(wàn)人にものぼった。また、10月31日から発生した大規(guī)模な地滑り、土石流でも、245萬(wàn)人もの被災(zāi)者が出ている。

雲(yún)南省民政庁の関係者によれば、頻発する自然災(zāi)害を受け、省政府では市民の生活の安全を確保するとともに災(zāi)害後の復(fù)興に盡力しており、防災(zāi)対策にも力を注ぎ、災(zāi)害による損失を可能な限り食い止める努力をしているという。雲(yún)南省は自然環(huán)境や地質(zhì)構(gòu)造から、様々な自然災(zāi)害が発生しやすく、毎年平均數(shù)十萬(wàn)人もの被災(zāi)者が出ている。（翻訳?編集/岡田）