2008年11月15日、中國(guó)新聞網(wǎng)は、國(guó)営新華社が発行する中國(guó)最大の発行部數(shù)を誇る內(nèi)部向け刊行物「參考消息」の歩みを紹介する記事を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

「參考消息」は、中國(guó)社會(huì)の発展とともに歩み続けてきた。1931年11月7日、紅色中華通訊社（新華社の前身）が江西省瑞金（第2次國(guó)內(nèi)革命戦爭(zhēng)時(shí)の中共中央革命根拠地）で設(shè)立され、「參考消息」も同日創(chuàng)刊された。同社の任務(wù)と機(jī)能は、共産黨の“喉と舌”そして“耳と目”になること。“喉と舌”とは共産黨、革命根拠地、紅軍を?qū)澩猡诵麃护?、中央政府機(jī)関報(bào)「紅色中華」を不定期発行すること、“耳と目”とは幹部の決定を內(nèi)部の參考情報(bào)として提供することだった。「參考消息」の名稱(chēng)はこれに由來(lái)する。

各クラスの幹部向けに発行された國(guó)際國(guó)內(nèi)新聞で、機(jī)密級(jí)の內(nèi)部発行物だった「參考消息」。閲覧できるのは相応クラスの幹部だけで、一般人の目に觸れることはなかった。かつて新華社參考資料編集部の責(zé)任者であった張辛民（ジャン?シンミン）氏は「中國(guó)新聞週刊」の取材で、「『參考消息』の特色は“大物読者に奉仕する”ことだった」と述べている。

記事は、「參考消息」について、「“內(nèi)部”から“公開(kāi)”へ。そして“大物読者”への奉仕から“一定の共産黨員に限定された”閲覧へ、そして“一般化”された新聞へと、中國(guó)社會(huì)の発展過(guò)程で紆余曲折しながら進(jìn)化してきた」と紹介。新中國(guó)の成立（1949年）以降の50年代、文化大革命期の70年代、改革開(kāi)放期の80年代と年代ごとにその歩みを振り返っている。（翻訳?編集/SN）