2008年11月17日、一連の「華南トラ」ねつ造寫真事件で起訴されていた周正龍（ジョウ?ジョンロン）被告について、陝西省安康市旬陽県の裁判所は一審判決を支持、二審でも懲役2年6か月?執(zhí)行猶予3年の判決を下した。中國新聞社の報道。

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一連の事件の発端は昨年10月。陝西省林業(yè)庁は、すでに絶滅したと考えられていた野生の華南トラの寫真を発表。周被告が撮影に成功したとしていた。しかし、ネット上ではすぐに「ニセモノ疑惑」が噴出、世界的に広く報道されたスキャンダルとなった。今年6月、警察は周を逮捕するとともに、「検証もなしに寫真を認(rèn)定した」として官僚13人を処分した。

周の行為は金銭目的の悪質(zhì)な詐欺であり、また弾薬を不法所持していたとして、詐欺罪及び銃器不法所持の罪狀で起訴された。周自身も「わたしが間違っていた。法に無知だった」と話し、罪狀を認(rèn)めている。

中國の裁判は二審制度のため、このほどの二審判決で一連の事件は終結(jié)することとなる。周は懲役2年6か月、執(zhí)行猶予3年および罰金2000元(約2萬8000円)に処される。當(dāng)時、陝西省林業(yè)庁から授與されていた報奨金2萬元(約28萬円)も返卻を命じられた。(翻訳?編集/愛玉)