2008年11月、大手検索サイト?グーグル中國の李開腹（リー?カイフー）総裁は中國トップシェアの検索サイト?百度（Baidu）の検索結(jié)果が公平性を損なっていると批判した。これに百度も反論、両者は激しい舌戦を繰り広げている。19日、中國証券報が伝えた。

【その他の寫真】

百度は極めて異例の有料リスティング広告を採用していることで知られている。インターネット上で検索を行なうと、グーグルでは通常の検索結(jié)果の右橫に広告が掲載されるが、百度の場合は通常の検索結(jié)果の上位に何の注釈もなく表示される。そのため百度のユーザーはどこまでが有料広告で、どこからが通常の検索結(jié)果なのかを知ることができない。

最近怪しい健康食品やニセ薬品の販売サイトが上位に表示される問題が表面化したほか、以前にはある企業(yè)名で検索すると、同業(yè)他社のサイトが最上位に表示されるなどの笑い話のような事件まで発生していた。また醫(yī)薬品販売サイト?全民醫(yī)薬網(wǎng)は先日、百度の手法は支配的地位の亂用にあたるとして、反獨占法に基づき1億7000萬元（約24億円）の賠償を求めて提訴した。百度は同サイトがスパム的手法を用いていると反論している。

グーグル中國の李総裁は百度の手法は検索結(jié)果の公正性を著しく損なうと批判している。一方、百度は現(xiàn)在検索サイト分野で最大の問題は効率性だと指摘、多量のスパムサイトが出現(xiàn)しユーザーの求める検索結(jié)果を表示することが難しい中、百度のリスティング広告は効率性を高める有効な手段だと反論している。

中國証券報は両社の爭いの背景には、検索サイトの公正性を管理する法規(guī)、制度が存在していないことが問題だと指摘した。今後、先進(jìn)國の事例を元に関連法規(guī)、業(yè)界規(guī)則を整備する必要性があると提言した。（翻訳?編集/KT）