2008年11月20日、中國人力資源?社會保障部の尹蔚民（イン?ウェイミン）部長は、景気悪化を受け大規(guī)模な人員整理、出稼ぎ農(nóng)民の帰郷が始まったとの風(fēng)聞を否定するコメントを発表した。中國網(wǎng)が伝えた。

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中國では最近、製造業(yè)を中心に景気悪化が明確化したとされ、倒産や大規(guī)模な人員整理が相次いでいると報(bào)じられた。広州市など各地の駅は職を失い帰郷する出稼ぎ農(nóng)民であふれかえっているという。

尹部長は、これらの報(bào)道は誇張されたものと批判した。浙江省を例に挙げ、出稼ぎ農(nóng)民680萬人のうち帰郷したものは30萬人と5％に満たない比率であるとし、「大規(guī)模な動きにはいたっていない」との見方を示した。他省でも狀況は同様だという。ただし尹部長は経済狀況が悪化しつつあり、出稼ぎ農(nóng)民の帰郷が増加しつつあることは認(rèn)めている。

尹部長は、人力資源?社會保障部が出稼ぎ農(nóng)民の就労環(huán)境を守るため、受け入れ先の労働保障部門に就業(yè)機(jī)會及び求人情報(bào)の提供を積極的に行うよう指示したことを明かした。同時(shí)に送り出し元の労働保障部門にも農(nóng)村での就業(yè)機(jī)會を積極的に提供するよう指示したという。また出稼ぎ農(nóng)民の職業(yè)訓(xùn)練、給與支払い滯納の防止などの対策も進(jìn)めている。（翻訳?編集/KT）