2008年11月21日、新疆ウイグル自治區(qū)の牧畜農(nóng)民が山で拾ったヤマネコは「ユキヒョウ（雪豹）」だったというニュースに、「作り話」疑惑が浮上。ねつ造疑惑で世界的に有名になった華南トラ事件の二の舞になる、と警告する動物専門家が現(xiàn)れた。北京紙「中國青年報」が伝えた。

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今年5月12日、新疆ウイグル自治區(qū)グルジャ（伊寧）県の張培偉（ジャン?ペイウェイ）さんは、羊の放牧のため訪れた天山西部の峽谷で2匹の子ネコを発見。そのまま自宅に連れ帰り育てたのだが、2匹はどんどん大きく成長。食欲もニワトリ1匹食べていたのが、子ヒツジ1頭丸ごと食べるようになり、驚いた張さんは各研究機(jī)関に鑑定を依頼。7月に「ユキヒョウの可能性大」と連絡(luò)があり、9月に「ユキヒョウ」と斷定された。この件に関し、同自治區(qū)林業(yè)局は張さんに「當(dāng)局の指示があるまで誰にも話すな」と口止め。その後何の連絡(luò)もなかったため、彼が地元紙に「ユキヒョウ発見」のニュースを通報したという。

長年ユキヒョウの研究を続けている「中國科學(xué)院新疆生態(tài)?地理研究所」の研究員で、新疆動物學(xué)會副理事長の馬鳴（マー?ミン）氏は「拾った子ネコが成長してユキヒョウになったというニュースは話としては面白いが、華南トラ事件と同様にねつ造の疑いがある」とコメント?！袱い樽庸─趣い盲皮饷鞔_な特徴を持つユキヒョウをヤマネコと間違えることはありえない。拾った場所や狀況について飼い主はウソを言っている」と斷言した。しかもユキヒョウの飼育費(fèi)として全國から寄せられた寄付金についても疑惑ありとの報道も出ている。

疑われている飼い主の張さんは現(xiàn)在非常に落ち込んでおり、彼の母親も「なんでユキヒョウなんか拾ってきたの」と泣きながら息子を責(zé)めたという。（翻訳?編集/本郷）