Record China 2008年11月26日(水) 10時31分
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24日、中國気象局の観測データから、1908年から2007年までの100年間で中國の平均気溫は1.1℃上昇したことが分かった。寫真は暑さから逃れ木陰で休む南京市民。
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2008年11月24日、北京科學(xué)技術(shù)報によると、國務(wù)院新聞弁公室が先月29日発表した「気候変化に対応する政策と行動」という白書で、中國気象局が公表した観測データから、中國は1908年から2007年までの100年間で平均気溫が1.1度上昇したことが分かった。
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中國気象科學(xué)研究院の祝従(ジュー?ツォン)研究員によると、中國の気溫が上昇していることは明白で、1920?40年代および80年代と2回のピークがあったが、2000年以降は溫暖化の傾向がさらに明確なものになっているという。現(xiàn)在、地球全體の平均気溫は100年で0.75℃上昇しているが、中國の1.1℃という數(shù)値はこれを大きく上回っている。
祝研究員によれば、溫暖化は主に北半球のアジア北部、北米、ヨーロッパを中心に拡大しているが、中國の気溫上昇に最も大きく影響しているのがバイカル湖周辺の地域で、平均地表溫度が100年で4℃上昇している。この地域に近い中國東北地區(qū)と華北地區(qū)では50年間で平均気溫が3.5℃も上がっており、中國の溫暖化傾向は東北部から華北へと進み、1995年以降は西南部へ向かって広がっているという。
平均気溫が1.1℃上昇で直接的な影響が大きいのは水資源。中國では年々干ばつが拡大する傾向にあり、1995年?96年を境に、とくに都市部での飲料水不足が深刻化しているが、その一方で北部の気溫が上がったことによって砂嵐の発生は減少傾向にあるとの研究報告が出ている。(翻訳?編集/岡田)
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