2008年11月26日、中國新聞社によると、國內(nèi)外での鋼材市場が縮小したことで中國の鉄鋼価格が大幅に下落している。最新の統(tǒng)計によれば、鉄鋼産出量が11年連続で國內(nèi)トップだった河北省では、関係企業(yè)の9割が生産停止に追い込まれている。

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河北省は鉄鋼産出量1位で中國を代表する「鉄鋼王國」。07年、同省の鉄鋼粉（鉄鉱石の粉）産出量は8730tで、世界産出量の7．73％を占めるほどだった。7年連続で鉄鋼業(yè)は大きな成長を続けたが、08年8月で成長はストップ。鉄鉱石が半値以下に下がったほか、金融危機(jī)の影響により、中國の鉄鋼業(yè)は転換點を迎えるところとなった。9月以降、同省では生産停止に追い込まれる鉄鋼企業(yè)が相次ぎ、省冶金鉱山管理事務(wù)局の調(diào)べでは、現(xiàn)在ではほぼすべての企業(yè)が生産を停止している狀態(tài)で、「鉄鋼業(yè)の黃金時代は終わった」と話している。

河北省では関係企業(yè)への資金投入を含め支援態(tài)勢を強(qiáng)化する構(gòu)えで、この不況を機(jī)に業(yè)界の再編を進(jìn)め、技術(shù)力の向上や産業(yè)構(gòu)造の改革を行うという。省冶金協(xié)會は、中國は工業(yè)化、都市化が進(jìn)んでいる狀態(tài)であることから、國內(nèi)消費や投資需要の潛在的可能性はまだまだ大きいとして、鋼材や鉄鉱石市場の低迷は長期化しないとの見方を示している。（翻訳?編集/岡田）