2008年12月2日、歐州連合（EU）議長(zhǎng)國(guó)フランスのサルコジ大統(tǒng)領(lǐng)がダライ?ラマ14世と會(huì)談することに抗議し、中國(guó)がEUとの首脳會(huì)議を取り止めた問題で、中國(guó)紙環(huán)球時(shí)報(bào)は「EUはサルコジ大統(tǒng)領(lǐng)のせいで大きな代償を払うことを懸念している」と報(bào)じた。

【その他の寫真】

中國(guó)が首脳會(huì)議取り止めを発表してから、EU各國(guó)では「中國(guó)は過度に反応しすぎ」「一致団結(jié)して中國(guó)に立ち向かおう」など中國(guó)批判のコメントが目立つ。歐州委員會(huì)のバローゾ會(huì)長(zhǎng)も先月30日、フランスのラジオ局RTLのインタビューで「EUの政治家は誰(shuí)とでも會(huì)う権利がある」と主張。「中國(guó)がチベット問題に敏感なのは分かるが、今回の決定は全く理不盡だ」と言い切った。

これに対し環(huán)球時(shí)報(bào)は、「EUの団結(jié)は表面だけ。背後では様々な不協(xié)和音が流れている」と解説。北京在住の歐州外交官が「これはサルコジと中國(guó)だけの問題」と歐州全體が巻き込まれたことに不満を示していると紹介した。また、金融危機(jī)に陥っているEUは中國(guó)との協(xié)力関係を「請(qǐng)う」立場(chǎng)でありながら、サルコジ大統(tǒng)領(lǐng)のせいで外交危機(jī)を迎えたと指摘、シンガポール華字紙「聨合早報(bào)」の記事を引用し、同大統(tǒng)領(lǐng)を「訳がわからない」「荒唐無(wú)稽」と批判した。（翻訳?編集/NN）