2008年12月2日、臺灣メディアが馬英九総統(tǒng)に対して中國本土向けのTVインタビューを実施するにあたり、事前にインターネット上で質問や意見を募集したところ、6000件以上ものリクエストが寄せられたことがわかった。中でも最大の関心事は「両岸（中國と臺灣）統(tǒng)一」だったという。インタビューは3日に行われる。國際先駆導報が伝えた。

【その他の寫真】

ネットユーザーからの質問の中身は、「金融危機への対策」「米國からの武器購入」など政治的なものだけでなく、馬総統(tǒng)の趣味や健康法、さらには「お嬢さんが中國本土の男性と結婚したいと言ったら許可しますか？」「いつも若々しい秘訣は？」などのプライベートなものまで多岐にわたった。中でも最も関心が高かったのは「両岸(中臺)統(tǒng)一」に関する事で、馬総統(tǒng)が當選後初めて受ける中國本土向け番組のインタビュー中でどのように答え、また本土市民に対してどう語りかけるかに注目が集まっている。

臺灣問題の専門家は「両岸関係について何か重大な発表を行う可能性もある」としている。一方、中國社會科學院臺灣研究所の孫昇亮（スン?ションリアン）研究員は「馬総統(tǒng)の政治スタイルから考えて、この場で何か大きなアクションを起こすとは考えにくい」とし、「両岸の最近の協(xié)力関係がもたらしているメリットを強調するとともに、今後さらに関係を改善していく決意を述べるにとどまるだろう」との見方を示している。（翻訳?編集/HA）